1. はじめに
ロサンゼルスで利用できる完全自動運転タクシー「Waymo」。運転手がいない車に乗るのは怖くないのか、料金は高くないのか、LAXまで行けるのかと不安な人も多いでしょう。実際に3回乗車した経験から、安全性、料金、乗り方、使えないエリア、渋滞中に途中降車した方法まで正直に紹介します。
2. 結論|Waymoは怖いどころか、人の運転より安心感があった
ロサンゼルスでWaymoに3回乗った結論は、想像していた以上に安心して利用でき、次回も積極的に使いたい移動手段だったということです。
今回の3回の利用実績は、合計で次のとおりでした。
| 項目 | 3回の合計 |
|---|---|
| 乗車回数 | 3回 |
| 走行距離 | 28.24km |
| 所要時間 | 78分 |
| 支払総額 | 66.20ドル |
| 使用車両 | 3回ともJaguar I-PACE |
| 配車待ち時間 | 毎回おおむね5分以内 |
1回あたりの平均にすると、料金は約22.07ドル、乗車時間は約26分です。
もちろん、利用日時、距離、所要時間、需給状況などで料金は変わります。そのため、Waymoが常にUberやLyftより安いとは限りません。
それでも、私たちにとっては次のメリットが大きく感じられました。
- 運転が非常にスムーズ
- 他人と同じ車内空間を共有しなくてよい
- 運転手との会話やチップを気にしなくてよい
- 車内が静かで落ち着いている
- 配車から乗車までアプリ中心で完結する
- 路上駐車や障害物への対応も自然だった
私は初回から怖さを感じませんでした。同行者は最初こそ不安そうでしたが、2回目以降は「こっちの方がいいね」と評価が変わりました。
ただし、どこからでも乗れて、どこへでも行けるわけではありません。
私たちの宿泊先だったLAX近くのホテル周辺は当時のサービスエリア外で、最後までWaymoだけでは移動できませんでした。この点は、空港周辺に宿泊する旅行者が特に注意したいポイントです。
3. Waymoとは?運転手がいない自動運転タクシー
Waymoは、アプリで呼び出せる完全自動運転の配車サービスです。
UberやLyftと同じように、アプリ上で乗車場所と目的地を指定します。しかし、迎えに来る車の運転席には人が座っていません。
車両に搭載されたカメラ、レーダー、LiDARなどのセンサーを使い、周囲の車、歩行者、自転車、信号、車線、障害物などを確認しながら走行します。
2026年7月時点で、Waymoはロサンゼルスを含む複数都市でサービスを展開しています。ロサンゼルスではWaymoアプリから車を呼べますが、走行可能な範囲はサービスエリア内に限られます。サービスエリアは拡大や変更が行われるため、旅行前と配車直前にアプリで確認することが重要です。
Waymo公式によると、運賃は主に次の要素によって決まります。
- 最低運賃
- 走行距離
- 乗車時間
配車を確定する前に見積料金が表示されます。また、乗車後に車両が予期しない迂回をしても、その迂回を理由に当初の料金が変更されることはないと案内されています。
4. ロサンゼルスでWaymoに3回乗った料金・距離・所要時間
4.1 実際に利用した3つのルート
私たちはロサンゼルス滞在中、次の3区間でWaymoを利用しました。
- チャイニーズ・シアター付近からTesla Diner方面
- North Orange LLC付近からLAX方面へ移動できる地点まで
- Marina del ReyからLAX方面へ移動できる地点まで
3回を合計すると、走行距離は28.24km、所要時間は78分、料金は66.20ドルでした。
| 利用内容 | 実績 |
| 合計距離 | 28.24km |
| 合計乗車時間 | 78分 |
| 合計料金 | 66.20ドル |
| 1回平均 | 約22.07ドル |
| 1回平均所要時間 | 約26分 |
料金だけを見ると、ロサンゼルスの移動手段として極端に安いわけではありません。
一方で、他人が運転する車に乗らずに済むこと、チップを別途考えなくてよいこと、車内で静かに過ごせることを含めると、私たちは十分に納得できる料金だと感じました。
4.2 配車は毎回5分以内だった
今回利用した3回は、いずれも配車を依頼してからおおむね5分以内に車が到着しました。
毎回、待ち時間に大きな差はありませんでした。利用した時間帯は極端に混雑しておらず、車がなかなか見つからないということもありませんでした。
ただし、これは私たちが利用したときの実績です。
イベント開催日、週末の夜、悪天候、混雑する観光エリアなどでは、到着時間や料金が変わる可能性があります。アプリに表示される到着予定時間と見積料金を確認してから配車を確定するのがおすすめです。
4.3 3回ともJaguar I-PACEだった
今回迎えに来たWaymoは、3回とも電気自動車のJaguar I-PACEでした。
車体の屋根や側面には多数のセンサーが取り付けられているため、一般的なJaguar I-PACEとは外観がかなり異なります。
車内には通常の車と同じように運転席、ハンドル、前席、後席があります。しかし運転席には誰も座っておらず、走行中はハンドルが自動で動きます。
実際に乗った車両については、次の写真を残しています。
- 車両の外観
- 前席
- 運転席とハンドル
- 車内モニター
- 後席
- 乗車開始時の操作画面
- 配車中のアプリ画面
実際の車内やハンドルが動く様子を写真や動画で見ると、初めて利用する人も乗車時のイメージをつかみやすいと思います。
5. Waymoの乗り方を実体験に沿って解説
5.1 Waymoアプリを準備する
ロサンゼルスでWaymoを利用する場合は、基本的にWaymoアプリから配車します。
大まかな流れは次のとおりです。
- Waymoアプリをダウンロードする
- アカウントを設定する
- 電話番号などの必要情報を登録する
- 支払い方法を登録する
- 乗車場所と目的地を指定する
- 見積料金と到着予定時間を確認する
- 配車を確定する
私たちは、アプリのダウンロード、電話番号認証、クレジットカード登録時の画面は保存していません。
一方で、実際の配車画面は残しています。車が近づいてくる画面も保存している可能性があります。
ロサンゼルス到着後に慌てないためには、日本にいる間にアプリをダウンロードし、登録できるところまで進めておくと安心です。
5.2 乗車場所はアプリで確認する
配車を確定すると、迎えに来る車の位置や到着予定時間がアプリ上に表示されます。
Waymoは、どこにでも自由に停車できるわけではありません。道路状況や停車可能な場所を考慮して、少し離れた地点が乗車場所として指定されることがあります。
初めて利用するときは、次の点を確認しておくと安心です。
- アプリに表示された乗車地点
- 車両の位置
- 到着予定時間
- 車両を識別するための情報
- 道路のどちら側で待つのか
私たちが利用したときは毎回5分以内に到着したため、配車後はすぐに移動できるよう準備しておく必要がありました。
5.3 初回はドアの開け方が分からず少し戸惑った
最初にWaymoが到着したときは、ドアをどうやって開けるのかがすぐには分かりませんでした。
運転手がいれば、ドアを開けたり声をかけたりできます。しかしWaymoには運転手がいないため、自分でアプリや車両の案内を確認しながら乗車します。
初回は少し戸惑ったものの、すぐに開けることができました。
大きなトラブルではありませんでしたが、初めて利用する人は、車が到着してからドアを開けるまでに少し時間がかかる可能性があります。焦らず、アプリの表示や車両からの案内を確認しましょう。
5.4 乗車後は車内モニターで出発操作をする
車に乗り、全員が着席したら、車内モニターに表示されるボタンを押して乗車を開始します。
私たちは、この出発操作をしている車内画面の写真を残しています。
運転手とのやり取りはありません。
車内モニターの案内に従って操作すればよいため、英会話に自信がない旅行者でも利用しやすいと感じました。
シートベルトを着用し、手荷物が安定していることを確認してから出発操作をするのが安心です。
6. Waymoは本当に怖い?実際に感じた安全性
6.1 私は初回から怖くなかった
私はもともと自動運転技術に関心があったこともあり、最初から強い恐怖は感じませんでした。
むしろ、運転席に誰もいない状態で車が発進した瞬間は、怖いというより感動の方が大きかったです。
ハンドルが自動で動き、周囲の交通状況を確認しながら進んでいく様子は、日本ではなかなか経験できません。
初回の乗車そのものが、ロサンゼルス旅行の印象に残る体験になりました。
6.2 同行者は最初怖がっていたが、2回目から評価が変わった
同行者は、最初に乗る前は少し怖がっていました。
運転手がいない車に乗った経験がなければ、不安を感じるのは自然なことだと思います。
ところが、1回目の乗車を終えると不安はかなり小さくなり、2回目以降は、
「こっちの方がいいね」
という感想に変わりました。
私だけでなく、最初は不安を感じていた同行者も安心して乗れるようになったことから、Waymoの運転はかなり自然だったと感じています。
6.3 発進・信号待ち・右左折・車線変更が自然だった
実際に乗って特に印象に残ったのは、基本的な運転操作の自然さです。
- 発進
- 停止
- 信号待ち
- 右折
- 左折
- 車線変更
- 周囲の車との車間距離調整
いずれも不自然さはほとんど感じませんでした。
急発進や急ブレーキを繰り返すような運転ではなく、人が運転する一般的なタクシーと変わらないどころか、むしろ安心できるほどスムーズでした。
6.4 路上駐車やゴミ箱も自然に避けて走行した
ロサンゼルスの道路では、路上駐車している車や道路脇の障害物をよく見かけます。
Waymoは、路上駐車している車や道路付近のゴミ箱なども認識し、無理のない動きで避けて走行していました。
障害物を見つけるたびに急停止するわけではなく、周囲の状況を見ながら自然に進路を調整しているように感じました。
この動きを見て、同行者も次第に安心したのだと思います。
6.5 「絶対に事故が起きない」とは言えない
私たちが3回利用した範囲では、危険を感じる場面はありませんでした。
ただし、自動運転だから絶対に事故が起きない、どのような状況でも問題なく走れる、と断言することはできません。
Waymo自身も安全性に関するデータや検証結果を公開していますが、利用者側もシートベルトを着用し、車内のルールを守ることが必要です。
旅行ブログとして伝えられるのは、あくまで次の事実です。
私たちがロサンゼルスで3回乗った際は、発進、停止、右左折、車線変更、障害物回避のすべてが自然で、怖さより安心感の方が大きかった。
これが実体験からの率直な評価です。
7. Waymoに乗って感じたメリット
7.1 人が運転するタクシーより安心感があった
最も大きなメリットは、運転が安定していたことです。
UberやLyftでは、ドライバーによって運転の丁寧さに差があります。急加速、急ブレーキ、車線変更の多さなどが気になることもあります。
今回乗ったWaymoは3回とも運転の印象が安定していました。
そのため、私たちは「人が運転するのと変わらない」というより、人が運転する車以上に安心できる場面があったと感じています。
7.2 運転手との会話を気にしなくてよい
アメリカの配車サービスを利用するとき、英語で話しかけられることに不安を感じる人もいるでしょう。
Waymoには運転手がいないため、乗車中に会話する必要がありません。
目的地の説明や道順の相談も基本的には不要です。
アプリと車内モニターの表示を確認すればよいため、英会話が苦手な人にとっても心理的な負担が小さい移動手段だと感じました。
7.3 車内で落ち着いて過ごせる
車内には自分たちだけが乗ります。
ドライバーの視線や会話を気にせず、移動中に次の予定を確認したり、景色を見たり、夫婦で話したりできます。
私たちはUberよりも静かで快適に感じました。
長時間の観光で疲れた後に、誰にも気を使わずホテル方面へ移動できるのは、大人の個人旅行と相性がよいと感じます。
7.4 チップの金額に迷わない
アメリカ旅行では、チップをいくら払うか迷う場面があります。
Waymoは運転手がいないため、ドライバーへのチップを考える必要がありません。
アプリに表示された料金を確認して利用できるため、支払総額を把握しやすいのもメリットです。
ただし、UberやLyftとの料金比較をする場合は、Waymoの表示料金だけでなく、他社の見積料金やチップを含めた総額で比較するのが現実的です。
7.5 乗ること自体がロサンゼルス観光の体験になる
Waymoは単なる移動手段ではありません。
運転席に誰もいない車が市街地を走り、信号で停止し、ハンドルを自動で回しながら目的地へ向かう様子は、それ自体が観光体験になります。
ロサンゼルスでしかできない体験を探している人や、自動車や新しい技術が好きな人には、特におすすめです。
8. Waymoのデメリットと利用前の注意点
8.1 サービスエリア外には行けない
Waymo最大のデメリットは、利用できるエリアが限られていることです。
UberやLyftであれば目的地まで行ける場合でも、Waymoでは目的地がサービスエリア外と判定され、配車できないことがあります。
私たちの場合、LAX近くの宿泊ホテル周辺までWaymoで行くことはできませんでした。
そのため、Waymoで行ける場所まで移動し、残りを別の交通手段で移動する必要がありました。
8.2 必ずしもUberやLyftより安いわけではない
3回の合計料金は66.20ドルでした。
1回平均では約22.07ドルですが、料金は距離や時間などによって変わります。
Waymoは、常に最安の移動手段というわけではありません。
料金を重視する場合は、配車前に次の3つを比較するとよいでしょう。
- Waymo
- Uber
- Lyft
地下鉄やバスを利用できる区間であれば、公共交通機関の方が大幅に安くなることもあります。
8.3 乗降場所が希望地点と完全に一致しないことがある
自動運転車は、安全に停車できる場所を選ぶ必要があります。
そのため、建物の真正面ではなく、少し離れた場所が乗車地点や降車地点として指定される可能性があります。
大きな荷物があるとき、雨が降っているとき、夜間に利用するときは、指定された地点から目的地まで安全に歩けるかも確認した方がよいでしょう。
8.4 初回は操作方法に戸惑う可能性がある
私たちは初回、ドアの開け方がすぐには分かりませんでした。
また、後述する大渋滞の際には、目的地より手前で降りられることにすぐ気づきませんでした。
一度利用すれば難しくありませんが、最初は次の操作で戸惑う可能性があります。
- 車両の見つけ方
- ドアの解錠
- 乗車開始
- 降車場所の変更
- 途中降車
- トランクの開閉
大きなスーツケースを持って利用する場合は、トランク操作についても事前に確認しておくと安心です。Waymo公式では、アプリまたは車両後部のボタンからトランクを開ける方法が案内されています。
8.5 通信環境が必要
配車、車両位置の確認、乗車時の操作などでスマートフォンを使用します。
海外で通信できない状態になると、配車や乗車が難しくなる可能性があります。
ロサンゼルス旅行でWaymoを利用する予定なら、次のいずれかを準備しておく必要があります。
- 海外用eSIM
- 日本の携帯会社の海外ローミング
- 海外用SIMカード
- 安定して利用できるモバイルWi-Fi
ホテルのWi-Fiだけに頼るのではなく、外出中も通信できる状態にしておくことが重要です。
9. 大雨と大渋滞で目的地より手前に降りた失敗談
9.1 In-N-Out手前で車が動かなくなった
Waymo利用中、特に困ったのがIn-N-Out Burgerへ向かっていたときです。
当日は大雨で、店舗の手前に大渋滞が発生していました。
Waymoに問題が起きたわけではありません。道路そのものが混雑しており、車がほとんど動かなくなってしまいました。
目的地はもう近くに見えているのに、渋滞の列が進みません。
人が運転するタクシーであれば、「ここで降ります」と運転手に伝えれば済みます。しかしWaymoには運転手がいないため、最初は目的地より手前で降りられることが分かりませんでした。
9.2 車内操作で途中降車できることに気づいた
車内モニターを確認したところ、目的地に到着する前でも降車操作ができることが分かりました。
そこで、車内から操作して、安全に降りられる場所で途中降車しました。
この機能にもう少し早く気づいていれば、動かない車内で待つ時間を短くできたと思います。
今回の経験から、Waymoに乗ったら出発時だけでなく、次の操作も早めに確認しておくことをおすすめします。
- 目的地変更の方法
- 途中降車の方法
- サポートへの連絡方法
- 緊急時の操作方法
9.3 途中降車は安全に停車できる場所で行う
目的地より手前で降りられるからといって、どこでも自由に降車できるわけではありません。
交通量の多い道路上や、安全に停車できない場所では降りられない可能性があります。
特に大雨、夜間、渋滞時は、降車後に歩くルートも考える必要があります。
私たちの場合は大雨と大渋滞が重なっていました。途中降車できたこと自体は助かりましたが、悪天候の中を歩くことになりました。
Waymoを利用するときは、目的地周辺の渋滞や天候も確認しておくと安心です。
10. LAXでは使える?サービスエリア外だった実体験
10.1 LAX近くのホテルまでWaymoだけでは移動できなかった
私たちが利用した時点では、LAX近くにある宿泊ホテルがWaymoのサービスエリア外でした。
そのため、ロサンゼルス中心部やMarina del Rey方面からホテルまで、Waymoだけで移動することはできませんでした。
Waymoで行ける範囲まで移動し、そこから先はUberなど別の交通手段を利用する必要がありました。
この方法は、乗り継ぎの手間がかかります。
また、WaymoとUberをそれぞれ呼ぶため、待ち時間や料金が増える可能性もあります。
10.2 「LAX周辺」と「LAXターミナル」は分けて考える
LAXを利用する旅行者は、次の3か所を分けて考える必要があります。
- LAXの各ターミナル
- 空港周辺のホテル
- Waymoのサービスエリア内にある最寄り地点
同じ「LAX周辺」でも、アプリ上で配車できる場所とできない場所が異なる可能性があります。
Waymoのサービスエリアは今後も変更されるため、過去の旅行記だけを見て判断するのは危険です。
旅行前に地図を見ただけで判断せず、実際にWaymoアプリへ乗車地点と目的地を入力し、配車可能か確認してください。
10.3 空港移動ではUberやLyftも候補に残す
ロサンゼルス旅行でWaymoを体験したい場合でも、空港への移動手段は別に確保しておいた方が安心です。
候補は次のとおりです。
- Uber
- Lyft
- ホテルの空港送迎
- 空港バス
- 鉄道やバスなどの公共交通機関
- レンタカー
特に帰国日の空港移動では、Waymoだけを前提に予定を組まない方が安全です。
サービスエリア、待ち時間、渋滞、乗り継ぎ時間を考え、余裕のある方法を選びましょう。
11. Waymo・Uber・Lyft・ロサンゼルス地下鉄を比較
私たちはロサンゼルスで、WaymoだけでなくUberや公共交通機関も利用しました。
実体験を踏まえて比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | Waymo | Uber・Lyft | 地下鉄・鉄道 |
| 運転手 | なし | あり | 乗務員または自動運行 |
| 対応エリア | サービスエリア内のみ | 比較的広い | 路線・駅周辺のみ |
| 料金 | 距離・時間などで変動 | 需給・距離・時間などで変動 | 1乗車1.75ドルで利用 |
| チップ | ドライバーへのチップ不要 | チップを追加する場合あり | 基本的に不要 |
| 会話 | 不要 | 発生する場合あり | 不要 |
| プライベート感 | 高い | 比較的高い | 低い |
| 荷物 | 車両のトランクを利用 | 車両による | 自分で管理 |
| 空港移動 | エリア確認が必要 | 利用しやすい | 乗り換えや徒歩が必要 |
| 初回の分かりやすさ | 操作に慣れが必要 | 比較的分かりやすい | 路線確認が必要 |
| 私たちの安心感 | 非常に高かった | ドライバーによる | 区間によって不安を感じた |
11.1 快適さと安心感ではWaymoが最も好印象だった
私たちが実際に使った中では、車内の快適さと心理的な安心感はWaymoが最も好印象でした。
運転がスムーズで、ドライバーとの会話や車内の雰囲気を気にする必要がありません。
同行者も2回目以降はWaymoを好むようになりました。
11.2 利用範囲ではUber・Lyftが便利
Waymoはサービスエリア外に行けないため、移動の自由度ではUberやLyftの方が優れています。
LAX近くのホテルや、Waymoの対象外となる場所へ直接行きたい場合は、UberやLyftの方が使いやすいでしょう。
Waymoだけに絞らず、アプリを複数準備しておくのがおすすめです。
11.3 安さでは公共交通機関が有利だが、区間によって不安を感じた
ロサンゼルスのMetroは、1乗車1.75ドルで利用でき、料金面では非常に魅力的でした。
iPhoneのWalletアプリで「TAP」を追加し、Apple Payでチャージすれば、日本のSuicaに近い感覚で利用できます。
一方で、私たちは一部の路線や乗換区間で、昼間でも乗客や車内の雰囲気に不安を感じました。
すべての路線が危険だと断定するものではありませんが、少なくとも私たちの実体験では、次回は無理に地下鉄を利用せず、Waymo、Uber、Lyftを選びたいと感じる区間がありました。
12. Waymoがおすすめな人・向かない人
12.1 Waymoがおすすめな人
Waymoは、次のような人に向いています。
- 自動運転を一度体験してみたい人
- 運転手との英会話を避けたい人
- 静かな車内で移動したい人
- チップの金額で迷いたくない人
- UberやLyftのドライバーとの相性が気になる人
- 夫婦や家族だけで落ち着いて移動したい人
- ロサンゼルスで新しい体験をしたい人
- 夜間や公共交通機関に不安を感じる人
特に、英会話に自信がない40代・50代・60代の個人旅行者には使いやすいサービスだと感じました。
アプリ操作さえできれば、運転手に目的地を説明する必要はありません。
12.2 Waymoが向かない人
一方で、次のような人には向かない可能性があります。
- サービスエリア外へ直接移動したい人
- LAXや空港周辺ホテルへ乗り換えなしで行きたい人
- 最安の移動方法を優先する人
- スマートフォンのアプリ操作が苦手な人
- 海外で利用できる通信環境を用意していない人
- 無人運転そのものに強い恐怖を感じる人
- 乗降地点から歩くことが難しい人
- 大人数または大量の荷物で移動する人
配車前には、料金だけでなく、サービスエリア、乗車地点、降車地点、荷物量も確認しましょう。
13. よくある質問
13.1 Waymoは本当に運転手が乗っていないのですか?
私たちがロサンゼルスで利用した3回は、いずれも運転席に人がいない完全自動運転でした。
乗客は後席に座り、車内モニターを操作して乗車を開始します。
13.2 Waymoは怖くありませんか?
私は初回から怖さを感じず、発進した瞬間は感動しました。
最初は不安を感じていた同行者も、2回目以降は「こっちの方がいい」と感じるほど評価が変わりました。
ただし、無人運転への感じ方には個人差があります。
13.3 運転はスムーズですか?
私たちが3回乗った範囲では、発進、停止、信号待ち、右左折、車線変更のすべてが自然でした。
急ブレーキなども少なく、人の運転と変わらないどころか、安心できるほどスムーズだと感じました。
13.4 Waymoの料金はいくらでしたか?
3回合計で66.20ドルでした。
合計距離は28.24km、合計所要時間は78分です。1回平均では約22.07ドルでした。
ただし、料金は最低運賃、距離、乗車時間などによって変わります。
13.5 WaymoはLAXまで行けますか?
私たちが利用した時点では、宿泊していたLAX近くのホテル周辺がサービスエリア外で、Waymoだけでは移動できませんでした。
サービスエリアは変更されるため、現在利用できるかどうかはWaymoアプリで乗車地点と目的地を入力して確認してください。
13.6 目的地に着く前でも降りられますか?
私たちは大雨と渋滞で車が動かなくなった際、車内操作によって目的地より手前で途中降車できました。
ただし、安全に停車できる場所に限られると考えた方がよいでしょう。
13.7 英語が話せなくても利用できますか?
運転手との会話はありません。
アプリや車内モニターの表示を確認する必要はありますが、通常のタクシーのように英語で行き先を説明する必要がないため、英会話が苦手な人にも利用しやすいと感じました。
13.8 スーツケースを載せられますか?
Waymoにはトランクがあり、アプリや車両後部のボタンから開けられます。
ただし、車両や荷物の大きさ、乗車人数によって積める量は変わります。空港移動で大きなスーツケースが複数ある場合は、配車前に余裕を持って判断しましょう。
14. まとめ
ロサンゼルスでWaymoに3回乗った結果、私たちは怖いというより、非常にスムーズで安心感のある移動手段だと感じました。
今回の実績は次のとおりです。
- 3回ともJaguar I-PACE
- 合計28.24km
- 合計78分
- 合計66.20ドル
- 配車は毎回おおむね5分以内
- 発進、停止、右左折、車線変更が自然
- 路上駐車や障害物もスムーズに回避
- 同行者は初回の不安から、2回目以降はWaymo派に変化
- 大雨と大渋滞では途中降車もできた
- LAX近くのホテル周辺はサービスエリア外だった
Waymoは、次のような人に特に向いています。
- 運転手との会話を避けたい人
- 静かでプライベートな空間を求める人
- ロサンゼルスで自動運転を体験したい人
- 公共交通機関の利用に不安がある人
- 夫婦や家族だけで落ち着いて移動したい人
一方で、サービスエリア外へ直接行きたい人、LAXへの移動をWaymoだけで完結させたい人、最安料金を最優先する人には向かない場合があります。
私たちは次回ロサンゼルスを訪れた際も、サービスエリア内の移動ではWaymoを優先して使いたいと考えています。
利用前には、Waymoアプリで次の3点を確認してください。
- 出発地と目的地がサービスエリア内か
- 表示された見積料金がUberやLyftと比べて納得できるか
- 指定された乗降地点から安全に歩けるか
この3点を確認すれば、初めてでも利用しやすくなります。
15. ロサンゼルス旅行前に確認しておきたいこと
ロサンゼルスでは、Waymoだけですべての移動を完結できるとは限りません。
旅行前にWaymo、Uber、Lyftのアプリを準備し、移動のたびに料金と利用可能エリアを比較するのがおすすめです。
また、配車アプリを外出先で使うには、安定したインターネット接続が欠かせません。海外用eSIMや日本の携帯会社の海外ローミングについても、出発前に料金、利用日数、必要なデータ容量を比較しておきましょう。
ホテルを選ぶ際は、宿泊料金だけでなく、次の条件も確認すると移動の失敗を減らせます。
- Waymoのサービスエリア内か
- LAXからホテルへの移動方法
- 空港シャトルの有無
- UberやLyftの乗降場所
- キャンセル条件
- 予約サイトとホテル公式サイトの料金差
- 税金やリゾートフィーを含む総額
Waymoを利用すること自体は難しくありません。
しかし、LAX周辺などサービスエリア外になる場所もあるため、Waymoだけに絞らず、Uber、Lyft、ホテル送迎を含めて比較しておくと安心です。
16. 著作権・引用について
この記事は、筆者がロサンゼルスでWaymoを3回利用した実体験、実際の利用明細、乗車時の記録および撮影した写真をもとに作成しています。
Waymoのサービス内容、サービスエリア、料金の仕組み、アプリの利用条件など、変更される可能性がある情報については、Waymo公式サイトおよび公式ヘルプの公開情報を参照しています。
Waymo、Waymo One、Jaguar I-PACE、Uber、Lyft、Apple Pay、TAPなどの名称および商標は、各権利者に帰属します。
記事内の料金、サービスエリアおよび利用条件は、利用時期や需給状況、制度変更などによって異なる場合があります。実際に利用する際は、各サービスの公式サイトおよびアプリで最新情報をご確認ください。
